2011年3月28日月曜日

ポテチ

フィッシュスト-リ-の短編小説の中のポテチがガツンときた。

いつものとおり、まったりと、日曜の午後にぐてっとしながら伊坂の文章を流し込む。

いつものように、リズムのよい会話の連続で、引き込まれてしまう。

いつもより油断していた、。

短編なので油断していた。

フィッシュスト-リ-の方に気がとられて、楽に受け入れすぎた。

あの双子と幼馴染の高校野球をテ-マにした恋愛マンガも、

アイスクリ-ムの名前も、

ポテトチップのコンソメと塩味も

今村が泣く意味も、

今村が怒る意味も、

最後にバチットつながった。

「ただのボ-ルがあんなに遠くにあるんですもの・・・・」

音のない一瞬の最高の光景がひろがった・・・

また、やられましたよ伊坂さん。

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