2011年9月8日木曜日

節税

会社の節税を考える時。目の前の節税商品につい目がいってしまいますね。
でも節税対策は次の4つのパタ-ンしかないと思うんです。
①お金が出ていかないで税金がへるもの 税額控除など
②お金を使わないで課税を繰り延べるもの 未払の計上など
③お金が出て行って課税を繰り延べるもの 保険+解約返戻金のよくある商品 1年以内前払など
④お金が出て行って税金がへるもの 新規雇用の採用、研究開発、中古のベンツやBMを買うなど

この中で経営者の性格の違いがいちばんあらわれるのが、④のお金がでていって税金がへるものです。
このお金がでていくには費用と投資があると思います。会計学を無視すると、費用とは将来かえってこないもの投資とは将来かえってくるものと考えられます。投資として人を採用したり社内システムの構築やESの向上、期末賞与で従業員に分配する.研究開発に費用を使うのは素晴らしいことであり。将来会社の健全性にもつながってきます。
一方自分のために別荘を会社名義で理由をこねくり回して買ったり、中古のベンツを買ったりと。「ちょっと税金でもってかれるくらいならば自分で使ってしまえ」パタ-ンのお金の使い方って将来売上にはつながらないと思います。やはりモラルをもったお金の使い方が将来効いてくるとおもうんです。

利益には2つあると思うんです。
①誰かの役に立ったり問題を解決したり、人に付加価値をあたえて、幸せになってもらう対価でお金をいただくことによる利益
②だらかが泣く、だれかが困ることがわかっているのに奪い取る利益

誰かを幸せにするその対価にいただく利益こそが健全な利益だとおもうのです. 人間関係を刈り取るような会社や人は市場からいなくなっていくのかもしれません。

ゼロサムゲ-ム から 論語とそろばん へ そんな会社と社会ができあがると嬉しいです。







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